アカデミア美術館で見ることができる名画を紹介

アカデミア美術館で見ることができる名画を紹介

Accademia (Venice)

 

アカデミア美術館は、イタリアのヴェネツィアにある美術館です。

 

中世後期から18世紀にいたるヴェネツィア派絵画の変遷の歴史を辿れる重要な美術館で、質量ともにヴェネツィア派絵画の宝庫として知られていなす。

 

規模の面でもイタリア有数の美術館の一つです。

 

ヴェロネーゼ「レヴィ家の饗宴」

 

作品名 レヴィ家の饗宴
作者 パオロ・ヴェロネーゼ
制作年代 1573年
寸法 560 cm × 1,309 cm

 

『レヴィ家の饗宴』は、イタリアのルネサンス期の画家パオロ・ヴェロネーゼによって制作された油彩画です。

 

この作品は、聖書に登場するイエス・キリストが、収税吏や罪人などの人々と共に食事をする場面を描いています。絵画の中央には、キリストが座り、周囲には多数の人々が描かれています。彼らは、食事を楽しんだり、会話をしたりしています。絵画の背景には、豪華な建物や風景が描かれており、その細部まで緻密な描写がされています。

 

『レヴィ家の饗宴』は、パオロ・ヴェロネーゼの代表作の一つであり、彼の技術力と芸術性を示す傑作といわれています。絵画には、豊かな色彩や緻密な構図が特徴的であり、観る者を魅了します。また、この作品は、キリスト教美術における最も重要なテーマである「愛と慈悲」を表現しています。

 

ジョルジオーネ「テンペスタ」

 

作品名 テンペスタ
作者 ジョルジオーネ
制作年代 1508年頃
寸法 83 cm × 73 cm

 

ジョルジョーネはヴェネツィアで活躍した画家で、感情的な表現で後世にも高く評価されています。

 

彼の代表作の一つが、稲妻が照らす風景の中に、画面の右側には赤ん坊に授乳する母親が、左側には棒を持って羊を追う男が、この母子を見守るように立っているというこの絵です。

 

この不思議な人物たちの由来については、聖書のエピソードや当時の文学作品など様々な仮説が提案されましたが、今でも確かな解釈はありません。

 

最近のX線検査で、最初は若者の代わりに裸の女性が水浴しているという絵だったことが判明し、謎はさらに深まりました。

 

この絵は絵画史上でも最も解読が難しい作品の一つと言われています。

 

カナレット「列柱のあるカプリッチオ」

 

作品名 列柱のあるカプリッチオ
作者 カナレット
制作年代 1765年
寸法 131×93cm

 

『列柱のあるカプリッチオ』は、18世紀イタリアを代表する稀代の景観画家カナレットによって描かれた油彩画です。この作品は、柱廊のある広場を描いた風景画であり、建物や人物像が描かれています。絵画の中央には、柱廊が描かれた広場があり、周囲には建物や人々が描かれています。絵画の背景には、青空と雲が描かれており、その美しさが際立っています。

 

カナレットの作品は、大気性を感じさせる開放的な景観表現とそれを支える幾何学的な遠近法、輝きを帯びた繊細な色彩、そして、絶妙に対比された明暗法が特徴的です。『列柱のあるカプリッチオ』もその代表作の一つであり、カナレットの技術力と芸術性を示す傑作です。